笑ってはいけないが墓穴を掘った気の毒なお客様

また昼代行の忙しい土曜日がやってきました。風邪をひいて疲れ切った妻がまた張り切って出かけていきました。二本の仕事が済み、これで帰宅できるなという時に電話が鳴りました。「〇〇〇市なんですが今から代行お願いしたらどれくらいで来れます?」妻は「今、○○市におりますので40分ほどかかりますが…」すると「40分なら待てますが、すぐ直接本人から電話させます」との返事。ここで妻はピンときました。きっと違反者で電話をかけてきた方は警察官に違いないと。すぐに本人さんから電話がありました。「ローソン○○○○店に来て下さい」とのこと。パトカーがコンビニを巡回している事も知っていましたので職質を受けて飲酒がばれた気の毒な人なのだと思い、急いで向かいました。現場に着いて案の定、パトカーと顔を赤くしたお客様がおられました。弊社の運転手が免許証を警察官に提示しお客様の自宅まで(約19キロ)お送りして事なきを得たのですが、岐路で事の顛末を運転手に聞いてビックリです。コンビニでお酒を呑んで車の中で寝ていたのに、目が覚めて店内に入って出てきたら自分の車が盗まれていたので警察に通報したと言うのです。なんと自分が代車で来ていた事を忘れていたのです。駆けつけた警察官が通報者の酒臭さと顔の赤さで飲酒がばれてしまったようです。墓穴を掘るとはまさにこのこと…自分が代車で来ていることもお酒を呑んでいることも忘れて己で通報してしまうとは…お酒って怖いですよね~ってか、そこまで呑むかね?幸い公道で捕まったわけではなくローソンの敷地内であったがゆえ、また本人がこの駐車場で呑んだと言い張ったためか証拠がないということで違反切符はきられずに済んだようです。お客様には気の毒ですがなんというか~笑ってしまう私たちをお許し下さい。